LESSON REPORT

競輪・堀航輝選手 オンラインパーソナルトレーニング ~腰痛予防のためのヨガ・ピラティスエクササイズも公開!~

公開日:2022.07.21 最終更新日:2024.03.19

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こんにちは!アスリートの怪我を予防するヨガ・ピラティストレーナー山本春香です!(プロフィールはコチラ

最近は、週1回のペースで競輪の堀航輝選手(青森県登録)とパーソナルトレーニングを行っています。

「ヨガやピラティスのパーソナルトレーニングってどんなことをするの?」

と思っている方も多いと思いますので、今回は、実際に堀選手が行っているメニューの一部をご紹介したいと思います。

堀選手の場合は、「腰痛予防」のための身体の使い方を習得することが第一の目的です。

メニュー例①:呼吸

【目的】

背骨に付着しているインナーマッスル「腹横筋」を働かせ、背骨を安定させる。

【手順】

①お腹のくびれに手を当てて、息を吸う。この時に、お腹の横や後ろにも空気を入れるようにする。

②おへそを床の方へ近づけるように、軽く息を吐く。※力強く吐きすぎるとアウターマッスルが一緒に働いてしまうので注意。

③10呼吸程度繰り返す。

メニュー例②:キャットストレッチ(ヨガ)

【目的】

特に胸椎の伸展を促し、腰椎への負担を軽減する。

【手順】

①四つ這いから両手を遠く前へ付き、息を吐きながらおでこを床へ近づける。(30秒キープ)

※お尻の位置は、膝の上をキープする。

※腰が反りやすい場合は、おへそを軽く内側へ引き入れる。

 

メニュー例③:アップドッグ(ヨガ)

 

【目的】

背骨を分節的に(1つ1つ細かく)反らせる。

【手順】

①(写真左)うつ伏せになり、両手を胸の横に付く。

②(写真右)手で床を押して、上半身を起こす。

※お腹の力が抜けて腰が反ってしまう場合は、おへそを軽く内側に引き入れる、もしくは「コブラのポーズ」にする(下の写真)。

 

メニュー例④:ランジ(ヨガ)

【目的】

後ろ脚の腸腰筋(股関節の前側付け根あたり)を伸張する

【手順】

①四つ這いから右脚を両手の間へ持っていく。

②左膝を後ろに引く。

③息を吸いながら、両手の指先が前方遠くを通るように上半身を起こす。

④息を吐きながら、重心を下に落として右膝を90度に曲げる。(この姿勢で30秒キープ)

※骨盤は正面に向けて、両腕は耳の横まで持っていく。

※お尻をキュっと締めるようにすると、腸腰筋の伸びを感じやすいです。

メニュー例⑤:ロールオーバー(ピラティス)

  

 

【目的】

背骨(特に腰椎や胸椎の下部)を柔軟にコントロールする。

【手順】

①仰向けになり、両腕は軽く「ハ」の字に開いて手の平を床につける。

②足を床から浮かせて、膝と股関節を90度に曲げる。

③息を吸いながら膝を伸ばして、脚を斜め前方へ持っていく。

④息を吐きながら、足を頭の方へ持っていき、反動をつけずに骨盤・腰をゆっくりと持ち上げる。

⑤足の指先を頭の上の床に着け、息を吸いながら再び足を床から浮かせる。

⑥息を吐きながら、背骨を胸の方から順にゆっくりと床へ着けていく。この動作を5~10回程度行う。

文章で説明するのは難しいですね(´;ω;`)

 

メニュー例⑥:ヘリコプター(ピラティス)

  

【目的】

骨盤を安定させた状態で、背骨の回旋(ねじる)運動を行う。特に胸椎を回旋させる。

【手順】

①膝を曲げて座り、足は骨盤幅に開く。

②膝裏に手を添えて、息を吸って背筋を伸ばす。

③息を吐きながら、上半身を斜め45度まで倒す。

④息を吸いながら、両腕を方の高さ(真横)に伸ばす。

⑤息を吐きながら、胸を右にねじる。(1~2呼吸キープ)

⑥息を吸いながら正面に戻り、吐きながら反対側へねじる。(3~5往復行う)

※回数を重ねると上半身が起きてくるので、斜め45度を意識する。


 

競輪選手は、爆発的な大きな力を出すためにウエイトトレーニングを行っている選手が多いですが、上記のメニューのように重りを持たないトレーニングを利用して、コンディションを整えています。

ヨガ・ピラティスのパーソナルトレーニング、気になる方はメニューをご覧ください☺

オンラインや福岡県での出張トレーニングを行っています♪

この記事を書いた人

ヨガ・ピラティストレーナー山本春香

山本 春香

Conditioning Room HARU 代表・ヨガ・ピラティストレーナー・スポーツ栄養医学指導士
鹿屋体育大学卒業。心身のコンディションを整えるためのヨガ・ピラティスレッスン、パーソナルトレーニングやスポーツ栄養セミナーを行っている。
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